ライター紹介

某ファッション研究所 ディレクター
多くの百貨店、GMS、専門店に対してマーケティング、トレンドのディレクションのみならず商品企画、売場作り、ブランド開発にいたるまで幅広く活動。
12月。
街はどっぷりクリスマスカラー一色に染まっています。
いたるところに趣向を凝らした美しいツリーのディスプレイ。
イルミネーションに使われている発光ダイオードは「消費電力の低減」と「植物にもやさしい」との理由から今年も大人気。
ここ数年人気のブルーに加え、あったか味のあるゴールドやピンクも仲間入り。
今回は季節にちなみまして、クリスマスをテーマにしてみたいと思います。


クリスマスといえば、サンタクロースと共に必ず登場するのが赤い靴下。
でもなぜ靴下が登場するの?
諸説あるようですが一般的に定説となっているあるお話を紹介しましょう。
それは昔むかし4世紀頃のお話。
東ローマ帝国小アジア(現在のトルコ)のある町に聖ニコラウスという心やさしい司教が住んでいて、貧困や病気で困っている人のため、さまざまな活動を行っていたそうです。
ある時、生活苦のため身売りされようとしている姉妹の存在を知り、真夜中にその姉妹の住む家を訪れます。
戸や窓にもすべて鍵かかっていたため、屋根の上の煙突から金貨を投げ入れることにしました、すると暖炉脇に下げられていた靴下の中に金貨が入ったではありませんか!!
この金貨のおかげで娘達の身売りは免れたそうです......
サンタクロースが煙突から入ってきて、靴下にプレゼントを入れてくれる、という一連の行為はこのお話が元になっているようです。
ニコラウスは聖人として「セント(聖)ニクラウス」という呼称が使われており、オランダ語では「シンタクラース」と発音。
17世紀にアメリカに入植したオランダ人によってこのお話が伝えられ、英語で「サンタクロース」となったようです。

今年の夏の出来事ですが、私は叔父に靴下をプレゼントしました。
会社を辞めた定年後は近所の碁会所へ通うことを唯一の楽しみにしている叔父で、何かいいプレゼントはないかな、と思いついたのが靴下でした。
叔父は靴下をプレゼントしてもらったことなどなく、とても喜んで履いてくれているそうです。
私が靴下をプレゼントしたのには理由があって、靴下は洋服と違ってだいたいのサイズが決まっているからです。
人間の足の大きさは、身長に依るところが大きく、背の高い人は足が大きいと思っていただいて間違いありません(あくまでも一般論です!!)。
靴下はとても伸びのいい素材を使い、日本人の平均値を基準にサイズ設定されていますので、レディスの場合ですと通常はワンサイズ、メンズですとワンサイズもしくは2サイズの中から選ぶようになっており、贈り物としても選びやすいです。
「ちょっといい靴下」って、実は自分のお金で買うのはなかなか難しい。
自分の靴下だとついつい安いお店で妥協してしまいませんか?
でもプレゼントだったら「ちょっといい靴下」って選ぶのもとても楽しいですし、2足セットにするとさらに楽しい。
レディスはもちろん、最近はメンズ靴下も色・柄・形ともにデザインが豊富になってきています。
またデザイン以外にも素材や仕様を工夫した機能靴下も充実していますので、選ぶのに困ってしまうほどです。

皆さんは今年のクリスマスプレゼント、何にするかお決まりですか?
まだの方には是非、靴下をおすすめいたします!!きっととても喜ばれますよ。
もちろん私は叔父さんに、今度は冬の靴下を送ろうと思っています。
